屋根のスレートの浮きが雨漏りに影響しないようメンテナンスを行おう

屋根のスレートの浮きが雨漏りに影響しないようメンテナンスを行おう

どうしてスレート屋根から雨漏りが?メンテナンス方法は?

スレート屋根は、紫外線や温度変化に大きく影響を受けてしまう材料です。
屋根は直接紫外線を受け温度変化が激しい部分ですので、伸縮の変化を起こしてしまいます。
伸縮を繰り返して劣化していき、少しずつスレートが浮いたりずれてしまいます。
スレートが浮いたりずれた部分から雨水が侵入しはじめ、雨漏りに繋げてしまいます。
スレートは、1度形がゆがんでしまうと元通りにはなりませんので、浮いたり変形したスレートは葺き替えるしか方法がありません。

部分的なスレートの浮きであれば、取り除いて葺き直します。
この時、葺き直した1枚が他の既存のスレート屋根と比べて色合いが目立ってしまう事があります。
その場合は、近似値に近い色を塗布します。
それでも目立ちますが、使って行くにつれ新しいスレートの色が他のスレートの色と馴染むようになりますので、心配要りません。

部分的なスレートの浮きであれば補修で良いですが、浮いている箇所が多い場合は思い切って全面葺き替えを検討しましょう。

スレートの浮きは、強風や台風などの悪天候により発生してしまう事があります。
強風が原因でスレートが浮いてしまったのであれば、火災保険で補修費用を賄う事が出来ます。
強風は火災とは関係ありませんが、火災保険の中に強風による災害には保障してくれる物があります。
風速何メートル以上などと決まりがありますが、台風の場合は殆どが該当します。
1年に1度くらいはお住まいの場所でも台風若しくは台風並みの悪天候になっている場合がありますので、それに該当させると保険で補修費用を賄ってもらえます。
建築屋さんやリフォーム屋さんはこのような事に詳しいので、補修を行う前に問い合わせてみると良いでしょう。
また、ご自宅で掛けている火災保険に強風に関する保証があるのかどうかを、事前に問い合わせておきましょう。
殆ど火災保険は、強風に対する災害に該当している場合が多いです。

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