どうすればいいの？わかりにくい屋根の修理

ある程度の築年数が経ってくると、気になるのは屋根の状態ではないでしょうか。
屋根の修理は、どのような感じで取り組めばよいのか、素人の方にはわかりにくいと思います。
屋根の修理の際は、どのような部分に目を向ければ良いのかを、まとめてみました。

部分的な修理ではなく葺き替えがオススメ

築20年以上の場合は、部分的に屋根に不具合があるように見えても他の部分も劣化している可能性があります。
そのため、屋根の修理というより全体の葺き替えをオススメします。
屋根仕上げ材を剥がすと雨漏り個所も発見できますので、建物の不具合を一層させる事が出来ます。

足場代もかかる

屋根の工事ですので、屋根に上る為の足場代が必要となります。
5寸勾配以上の場合は屋根足場も必要となりますので、屋根自体以外にも見えない費用が掛かる事があります。

DIYで屋根を修理する事は安上がりにつながらない

部分的な修理なら自分で行う！と思われる方も多いと思いますが、屋根の場合は絶対にオススメ出来ません。
屋根というのは、大変複雑な重なりにより雨を防いで屋根の機能を保っております。
その加減は、専門の業者じゃなければわかりません。
素人さんが見た目だけで修理をしても、そこから雨が侵入して全く修理になっていない事は良くある話です。
また、屋根は高所作業となりますので、慣れていない素人さんが屋根に上るのはとても危険です。

安い業者に依頼するのが得と思ってはいけません

「安かろう良かろう」という言葉がありますが、屋根の場合はそれは適用しません。
安い業者は、ほぼ必ず雨漏りを起こします。
せっかく屋根の修理をしたのに再度修理を行う事になるなんて、あってはならない事です。
屋根は、しっかりとした技術を持って施工が出来る地元の業者に依頼しましょう。

屋根は建物を上から守るために、とても大事な部位です。
大事な部位だからこそ、慎重に工事を行い建物を長期間守る事が出来るようにしましょう。